☆第三者認証制度とは

 社内で個人情報の取り扱いを適切に行う体制を作り運用を始めて個人情報保護対策を行っても、顧客や取引先に対して認めて貰うにはどうしたら良いのでしょうか?プライバシーポリシー等をWebや営業所内に公開するのも一つの方法でしょう。しかし社内では充分と思っていても専門家から見たら不充分な点があるかもしれません。また充分な対策が採られていても、それを客観的に証明する事は難しいかもしれません。そこで個人情報保護の専門家に個人情報保護対策の状況を調査してもらい、基準を満たした場合に認証してもらう制度があります。それが第三者認証の制度です。第三者認証制度にはプライバシーマークとTRUSTeがあります。


☆TRUSTeとは

 TRUSTeは米国で始められた第三者認証制度で、日本では特定非営利活動法人日本技術者連盟が認証機関となっています。TRUSTeは主にWebサイトが対象となっています。有効期間は1年間で更新するには更新申請を行う必要があります。


☆TRUSTeの取得対象

 個人情報を利用するウェブサイト運営者がTRUSTeシールの取得申請を行う事ができます。


☆TRUSTeの取得の流れ

  1. プライバシー・ステートメントを作成する。
  2. 自己査定書を作成する。
  3. 申請に関する必要書類を作成する。
  4. 認定審査パートナーの審査担当による現地審査(ウォークスルー)を受ける。
  5. 認定を受けたらTRUSTeマークをサイト上に掲示する許可が与えられる。


→トップページ

木住野行政書士事務所